最新工事ニュースNO.4 2011/9/22 ガルバリウム鋼板による屋根の葺き替え工事
少し前の工事で申し訳ありません。民間住宅の屋根の葺き替え工事を施工致しました。
町田市、T氏邸は築40年以上経過した、木造平屋建てで瓦葺きです。東日本大震災で一部瓦が欠落してしまいました。しかも旧耐震のため、耐震性にも問題があり、これを機会に耐震性の向上も考慮して、軽い材料で葺き替えることにしました。
玄関部分が入母屋造りと和風なので銅版、ステンレス、ガルバリウム鋼板と候補が挙げられましたが、予算の都合上ガルバリウム鋼板としました。ガルバリウム鋼板は、アルミと亜鉛合金めっき鋼板と呼ばれ、亜鉛めっきと違って強固な不動態被覆を形成するので高い防食性を発揮し、ステンレスよりは劣るが価格が安いので外壁、屋根に良く使われています。ちなみに甲子園球場の銀傘にも使われています。
施工前の様子
瓦の撤去後
野地板が劣化してるので下地合板で重ね張り
ルーフィングの施工
ガルバリウム鋼板の長尺平葺き、谷の納まりもきれいです。
葺き替え工事の完成。軒先の反り、蓑甲、降棟の納まりも上々です。