最新工事ニュースNO.3 2011/9/9
現在当社では、多摩市の発注により下水管の更生工事を行っております。
8月2日にもお伝えしましたが、下水管の一部分の補修を行う部分補修が終わり、現在はマンホールからマンホールまでのスパン補修を行っております。
この工事はコンクリート下水管内部に樹脂製の管を形成し、コンクリート管の補修、補強をし耐久性を高め、流れをスムーズにする工事です。今回は一般的な、FFT-S工法です。
近隣の皆様、ご通行中の皆様には大変ご迷惑のことと思いますが、安全第一に作業を進めていますので、今しばらくご協力の程よろしくお願いします。
テレビカメラ車(下水管の内部を映します)による下水管内部の事前調査
施工前の超高圧洗浄車による管内部の洗浄
熱硬化樹脂含浸ライナーの下水管内部への挿入。(ホース状となっていて、ガラス繊維で出来ています。下水管内壁の内側の二重樹脂管となります)
高温の圧力蒸気をライナー(樹脂含浸ホース)へ送り、膨らませて熱硬化させます。
硬化することによって、コンクリート管の内側に強固なFRP管が出来ます。
硬化中の圧力、温度、時間を計器で管理します。
工事の前のコンクリート下水管内部の様子です。
工事が終わった管内部の様子です。非常にきれいに仕上がっています。